任意整理の幸運なケースは、思いのほか借金が大幅減額になった時です。 そんな大幅減額の実現が、対象の貸金業者が決算月の場合、まれに起こります。 貸金業者としては、その期に利益がある程度出ている場合、その債権を貸倒金として処理して損金扱いしてしまった方が良い、と判断が働くことがあります。 このような話はタイミングによりけりですので、交渉時期がたまたま決算時期でしたら、大幅に借金を減額した一括返済の交渉もしてみると良いでしょう。