自己破産について
質問
自己破産について
自己破産についてご質問させてください。
私はバツイチで、小学生の子供が2人います。
19歳の時、元主人の知人に一緒に商売をしようと騙され、言われるがまま5件の消費者金融に連れて行かれ、お金とカードは、すべて騙した男性にお渡ししました。
のち、騙した男性からの入金もなく、生活が苦しくなり、2件の借金を元主人にお願いされ、絶対に支払いをするという約束で借入しました。
※この騙した男性は他にも騙された方に訴えられ、捕まったそうです。
かれこれ10年ほど前ですし、騙された人にカードも渡してしまって手元にありませんし、車で連れて行かれたので、何という消費者金融だったのか、いくら借りたのかもほとんど覚えていません。
騙されて借りた5件は、自分で使うお金ではなかったので、支払いしたくなく、最初の何年かの支払いだけで、離婚してから、長年、支払いはしておりません。
残りの2件は、支払いたいのですが、自己破産の場合、2件だけ別にするのは無理だと聞きました。
今、アルバイトで生計を立てており、収入は20万円くらいです。
この状況でお聞きしたいのですが、
・愛媛県松山市ですが、手続きをお願いできるのか。
・借入会社、金額がわからない状況でも自己破産ができるのか。
・バイト先には自己破産を知られないのか。
・この状況でも自己破産できる場合、そちらでお願いするとおいくら費用がかかるのか。
・多額の場合、分割支払いができるのか。
この点をお聞きしたいです。
子供も大きくなってきて、大変困っております。
どうぞよろしくお願い致します。
回答
いろいろな質問がありましたが、最後の取引から5年たてば時効です。
いろいろな質問がありましたが、最後の取引から5年たてば時効です。
全部の質問に返事する前に、そのことを確認させてください。
もし、時効なら、手続きはとても簡単です。
司法書士藤本事務所
TEL03?6677?6947
司法書士藤本事務所
藤本 裕嗣
回答
勤務先に知られずに費用分割で破産をすることは可能です、なお、5年以上支払っていないもので業者から裁判申立をされていないものは消滅時効で支払わなくてよい場合もあります。
破産の管轄裁判所は破産申立をする人の住所地となりますので、ご相談者の場合、松山地方裁判所の本庁になります。よって、松山の弁護士が申立代理人となるのが便利です。遠方の弁護士が代理人となる場合、交通費・日当が余計にかかるおそれがあります。地元で費用が高くない弁護士を探され依頼するのがよいと思います。
借入会社がわからない場合、日本信用情報機関に対して借入れに関する情報を確認することができます。なお、最後の支払いから5年以上経過している場合は、消滅時効により支払いをしなくてもよいということも考えられます。
バイト先に知られずに自己破産をすることはできます。破産をすると官報という国の機関紙に載りますが、一般の人は見ませんし、わかられないと思います。
費用は相談によって25万?30万位ですが、収入が少ない場合に法律扶助制度を利用すれば16万円程度で済みます。分割はもちろん可能です。
銚子総合法律事務所
泉 英伸
回答
先ずはいろいろ調べてから
自分の借金ではない事でのご心労,お察しします。
ご質問に対して簡潔にお答えしますね。
・愛媛県松山市ですが、手続きをお願いできるのか。
「地元の事務所にご依頼されれば大丈夫です。」
・借入会社、金額がわからない状況でも自己破産ができるのか。
「各信用情報センターで調べることが出来ます」
・バイト先には自己破産を知られないのか。
「バイト先に借金がなければ大丈夫です」
・この状況でも自己破産できる場合、そちらでお願いするとおいくら費用がかかるのか。
・多額の場合、分割支払いができるのか。
「費用については各事務所の所定報酬があるので一概には言えないですが,経済的な負担を軽くされたいのであれば法テラスの援助を受けることも検討されてみてはいかがでしょうか?事務所で詳しくおしえてくれますよ」
ちなみに,各借金が消滅時効にかかっているかどうかは簡単には判断できないと思います。ごく稀ですが自分が気付かないうちに訴訟をされていて消滅時効が延長されているケースもありますので・・・・。
司法書士土肥良夫事務所
土肥 良夫
回答
最後の返済から5年以上が経過しており、現在まで訴訟や差押をされていないのであれば、時効が完成している可能性が高いと思われます。
最後の返済から5年以上が経過しており、現在まで訴訟や差押をされていないかどうかを確認した上でのことですが、これらの条件を満たしているなら『消滅時効を援用するので貴社の債務はお支払いできません』と明記した『内容証明郵便』を債権者に送ればそれらの会社への返済は免れることができると思われます。
まずは確認することをお勧めします。
やむなく破産を選択する場合についてですが、?:弁護士・司法書士であれば借入先や金額が不明でも大部分の調査は可能です。?:あなたの現在の職業が保険外交員、警備員など他人の財産を管理・運用する職業であれば破産手続中はそれらの職業につくことが法律により制限されますので失業の棄権がありますが、それらに当たらない職業の場合は特に影響はありません。また、確率論になりますが、ご自身が口外しない限り一般人が破産の事実を知る可能性は限りなく低いと思います。?:破産の費用はあくまでも相場ですが、弁護士・司法書士に依頼した場合の報酬はおよそ20?30万程度(但し予納金別途)と思われます。分割払いを認めている事務所が大多数ですのでご相談されることをお勧めします。ただし破産は原則としてお住まいの地域の裁判所でなければなりませんので遠方の弁護士に依頼すると割高になると思われます。松山市ならば愛媛県司法書士会(089-941-8065)で紹介を受けられますのでお早めにご連絡してみてはいかがでしょうか?
渡辺司法書士事務所
渡辺 和彦
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