消費者金融被害者集会が岐阜で開催されました全国クレサラ・ヤミ金被害者交流会:2010年11月28日
消費者金融の債務者が抱える問題について話し合う「第30回全国クレサラ・ヤミ金被害者交流集会in岐阜」(全国クレジット・サラ金問題対策協議会など主催)が27日、岐阜市の長良川国際会議場で開催された。
約30年間、多重債務問題に取り組んできた日弁連の宇都宮健児会長が講演し、「生活苦から多重債務者になる人は多い。債務者問題の根本的解決には、貧困の改善が求められる」と訴えた。
宇都宮会長はこれまでの経験から「仕事を失い、債務者になる人がほとんど」「更に夜逃げした人は、住民票を動かさないため、新しいアパートも借りられず、結局仕事も得られない」などと悪循環に陥る債務者の実情を紹介。
「労働運動、社会保障など垣根を越えた連携が必要だ」と話した。
雑感
借金問題は一人で抱えがちな悩みの一つです。しかし、自力で解決出来ないことが多いため、深刻化してしまう問題です。
縦割行政がネックとなって借金で苦しんでいる方を救えない・・・より高次元な視点からもっと議論を深めることが必要に感じました。