遅延損害金も債務整理できますか?

損害金の妥当性はともかく、債務整理であれば、これをカットできる可能性はあります。
弁護士費用については、着手金報酬を合わせて20万円～35万円ぐらいまででしょうか。

遅延損害金は、法定利息の倍まで可能ですので、一般的な上限利率18%の2倍とすれば、一応その範囲内でしょうか。

問題はどこまで遅延損害金をカットしてもらえるかと言うことになりますが、分割ならともなく一括で元本以上支払うという提示が可能ならば、遅延損害金を一部カットすることに応じる可能性はあると思われます。

この場合の弁護士費用は弁護士によって違うかも知れませんが、当職の場合1社目は5万円+税、報酬はこの場合なら経済的利益(請求額から実際に払うこととなった金額の差額)の10%で算出します。

そうすると、この場合おそらく、
　①　着手金5万円+税
　②　報酬の最大金額
　　　…おそらく最大の成果は元本のみの支払いで済む場合でしょう。
　　　　そうすると、
　　　　(200万円-30万円)×0.1=17万円+税
　③　①+②=22万円+税
となるかと思います。

もっとも弁護士によってこのあたりは若干異なると思いますが、よほどのことがない限り、本件で着手金と報酬(経済的利益に対して15%としても)を合わせて35万以上になることはないのではないでしょうか。

回答

そもそもが違法金利でありますなら、正常金利であれば返せたということで遅延損害金は発生しません。正常金利で直したうえで、正常金利に直した金額に縮小する交渉、正常金利に直した場合は過払い金が発生した場合は過払い金の返還交渉をします。ただそれには取引履歴事項を取り寄せないとわかりません。取引履歴事項は個人情報ですから貴殿からの債務整理について委任関係がないと取り寄せることは出来ません。私の事務所の報酬に関しては手付金1万円、あとは成功報酬で減額金及び過払い金の1割に消費税、通信郵送費1社1千円でしています。