借金が残っているのに、病気になり働けなくなってしまいました

自己破産を検討してみては。

それだけの借金があり、ご主人が働けないとすれば、やはり自己破産を検討してみはいかがでしょうか。家はあきらめなければなりませんが、そのような状態では、返済していくのは難しいかと思います。ただ、ご主人の病状の今後の見通しや、奥様の収入、今後の見通し等によって、他の手段もありえますから、弁護士等に面談の相談をされて詳しくお話ししたうえでアドバイスを受けることをお勧めします。

回答

破産手続きしかないと思いんす。返せることが不可能ですし個人再生で減額手続きをしても無理と思います。不動産所有している場合は破産財産管理人を選任することになりますのでそちらの費用で50万円はかかると思いますが。

ご主人の借金について、正攻法なら破産申立すべきなのですが、ご主人の容態によっては別の対応も考えられます。

借金というのは専らご主人の借金だけなのでしょうか?
あるいは、ご相談者も連帯保証人などになっておられるのでしょうか?
また自宅は手放すことが出来るのでしょうか?

以上の様な疑問があり、それぞれによっては処理方針が変わってくる可能性があります。

まず、ご主人の借金のみが問題な場合、ご主人について破産申立する方法が考えられますが、今後の容態によっては、そういった手続を取る必要まであるかどうかも検討の余地があると思います。

また、あなたの借金と言うことであれば、基本的には破産申立を最優先で考えるべきだと思われます。

問題は自宅を手放すことが出来ない場合です。
破産申立では一般に担保がついているのであれば、自宅は手放さざるを得ないですが、法的手段を選択しない場合に、それが回避できるかどうかは検討の余地があります(御相談の内容からは、自宅を保全できる可能性はきわめて低いと思われますが)。

いずれにせよ、一般論で結論を導くことは困難です。
早急に弁護士さんに相談することをおすすめします。

個人再生あるいは自己破産が考えられます

借金を整理する方法としては、任意整理・自己破産・個人再生の3つが考えられます。

任意整理は現在残っている負債を今後数年間かけて分割で支払っていくものですが、
お借入残高が2000万円ほど残っているということであれば、
任意整理を行ったとしても月額が相当高額になってしまうので現実的ではありません。

また、月額を下げることを考えるのであれば、任意整理より個人再生が考えられます。
相談者様の場合、仮に負債総額が2000万円であれば、そのうち300万円を3年間かけて
返済すれば、残りの債務は免除されます。
具体的には300万円の3年返済ですので、月額84,000円ほどになります。
ただし、この手続を行った場合、ご相談内容からすればご自宅を手放さなくては
ならない可能性があります。

最後に、個人再生における返済も困難ということであれば、
自己破産を行うことが考えられます。
手続の上で様々な要件がありますが、最終的に裁判所の許可を得られれば
すべての借金が免除されます。
なお、自己破産の場合も、個人再生と同様ご自宅を手放さなくてはならない可能性があります。

相談者様によってどの手続が最適かはお借入状況や生活状況等によって変わりますので、
一度お電話にてご相談させていただければと思います。