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債務整理 > 自己破産の可否

自己破産ができる基準について

取引の履歴を開示してもらい、自分で借金の額を計算しましたが、106万円ほどでした。
夫婦共働きで、私はパート主婦をしており、手取の収入が16万円ほどです。
そのうち生活費として13万円ほど支出しております。
自己破産では収入の20倍でないとできないとインターネットなどで書いてあるのをみかけたのですが、今の状況ですと、自己破産はできないのでしょうか?

  • 司法書士藤本事務所
    藤本 裕嗣

    答えにはならないかもしれませんが。

    100万くらいの借金であれば、件数にもよりますが、毎月の支払いが15,000円?20,000円で済みます。
    司法書士藤本事務所

  • 弁護士法人ラグーン若松法律事務所
    若松 敏幸

    自己破産のメリットは小さいです。

    自己破産の数値的な基準が明確にあるわけではありません。
    破産状態とは,その収入・資力と比べて負債が大きく超過した状態をいいます。
    そして一般的には,100万円程度の負債では,破産状態との評価は難しい方が多いです。
    そのため,自己破産を利用するのは難しいと思います。
    ただ,全く不可能というわけではありません。
    しかし,その場合には,小規模管財人が裁判所から選任されるでしょう。
    すると,申立費用と,小規模管財人費用を負担しなければならなくなりますので,自己破産を利用するメリットは大きくないと思います。

  • 山崎法律事務所
    山崎 佳寿幸

    自己破産のメリットは小さいです。

    自己破産の数値的な基準が明確にあるわけではありません。
    破産状態とは,その収入・資力と比べて負債が大きく超過した状態をいいます。
    そして一般的には,100万円程度の負債では,破産状態との評価は難しい方が多いです。
    そのため,自己破産を利用するのは難しいと思います。
    ただ,全く不可能というわけではありません。
    しかし,その場合には,小規模管財人が裁判所から選任されるでしょう。
    すると,申立費用と,小規模管財人費用を負担しなければならなくなりますので,自己破産を利用するメリットは大きくないと思います。

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